スピーカークロスオーバーネットワーク交換 #3
ONKYO D-N9NX のクロスオーバーネットワーク交換その3。
スピーカーのクロスオーバーは、トゥイーターとウーハーのユニット性能から
回路の定数を決める。そしてローカットとハイカットのフィルターから出力する。
厳密に言えばその手順が必要なのだが、初めから処分する予定のこのスピーカーに
その必要はなしと判断した。
元々トゥイーター側にはコンデンサのローカットフィルタがついているだけ。
さらにウーハーのユニットはフルレンジ接続になっているだけ。
メーカーは利益を出すことが目的なので、材料費と工程工賃のかかる
クロスオーバーネットワークをわざわざ入れるよりコンデンサ1個の
ローカットフィルタで妥協した、と推測。
したがって現状の簡易的接続よりも、クロスオーバーネットワークを入れた方が
スピーカーにとって効率的かつ有利ではないかと判断した。
これからはD-N9NXにクロスオーバーネットワークを導入し実際に音を聞く。
聴感が最も重要なのは当たり前だが、測定用のコンデンサマイクは持っているので、
ネットーワーク導入前のデフォルトとネットワーク導入後のスピーカー測定を
行ってみた。その結果は次エントリに書きたい。
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